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にしてつ、太宰府の梅を使った「梅サイダー」を発売

西日本鉄道株式会社は、太宰府市との連携事業の一環として、太宰府市で収穫された梅を使用した「太宰府梅サイダー」を、2025年8月1日より販売すると発表した。今年で10年目を迎えるこの取り組みは、太宰府の地場みやげ産業振興を目指す「令和の都だざいふ『梅』プロジェクト」の一環である。

このサイダーは、大宰府政庁跡で実った梅を、福岡県立福岡農業高等学校の食品科学科の生徒が収穫・加工したシロップをもとに製造されている。梅と氷砂糖だけで作られたシロップの味を活かした、すっきりとした味わいが特徴だ。

今年は製造・販売開始から10年目を記念し、新たに大濠公園日本庭園での販売が決定した。福岡県内11店舗で合計40,000本が販売される。

西鉄は売上金の一部を太宰府市の企業版ふるさと納税を通じて寄付し、同プロジェクトを応援している。この取り組みは、次世代の農産業の担い手となる高校生との協働を通じて、将来的な農産業の活性化にもつながるものと期待されている。

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