広島県尾道市のクラフトビール会社「しまなみブルワリー」は、夏専用の濃色ラガー「ダークラバー サマー」を、2025年8月18日より約2年ぶりに再販すると発表した。
「ダークラバー サマー」は、ドイツ語で「暗い」を意味する「デュンケル」というスタイルのビールだ。ロースト麦芽の香ばしさと旨み、そしてラガービール特有のキレのある喉ごしが特徴で、暑い夏にゴクゴク飲めるよう仕上げられた。約2年ぶりの再販となった背景には、原材料であるイギリス産ロースト麦芽の入手が困難だったことがあり、今回の販売のために特別に輸入されたという。
同社のビールは、職人の経験と徹底した温度管理によって「雑味のないビール本来のうまさ」を追求しており、飲みやすさが特徴だ。特にラガースタイルを得意とし、定番商品「ストライクピルスナー」は、世界的なビール審査会で2年連続の国内最高賞を受賞するなど、高い評価を得ている。
しまなみブルワリーは、瀬戸内海や美しい島々を望む尾道市に2021年に設立され、2023年に醸造を開始した。同社は、今後も品質にこだわったクラフトビールを提供していく方針だ。
