メルシャン株式会社が6月24日に発売した新商品「カクテルスパークリングワイン」が、発売から約2カ月で年間販売目標の4割にあたる1.2万ケースを突破したと発表した。
好調の要因として、同社は3点を挙げている。
第一に、カクテルとしての斬新な組み合わせと飲みやすい味わいだ。白ワインとアイスティー、ロゼワインとグレープフルーツスカッシュ、赤ワインとレモネードという、ワインと他の飲料を組み合わせた新しさが消費者に好評だという。
第二に、商品の魅力を伝えるパッケージデザインだ。組み合わせの面白さがストレートに伝わる明るいデザインが、売り場で目を引き、消費者の「ワクワク感」を刺激している。
第三に、手軽に飲めるボトル缶を採用したことだ。普段RTD(そのまま飲めるアルコール飲料)を飲む層をターゲットに、飲み慣れた容器を採用することで、手に取りやすさを高めた。
同社は「ワインのおいしい未来をつくる」というスローガンのもと、今後も様々な提案を通じて、ワインをより身近なものにしていく方針だ。