サントリー株式会社は、ジャスミン焼酎「茉莉花(まつりか)」を緑茶で割る飲み方、通称「JR」を、手軽な缶として商品化した「茉莉花〈緑茶割・JR〉缶」を、2025年10月28日より全国のコンビニエンスストアで数量限定発売すると発表した。
2004年に発売された「茉莉花」は、心地よい香りと食事に合う軽やかな味わいが人気で、2025年1月から7月の販売数量は前年比130%と好調に推移している。近年、飲食店を中心に、ジャスミン焼酎を緑茶で割る「JR」という飲み方が流行していることから、この手軽な缶商品が開発された。
中味は、ジャスミン焼酎「茉莉花」に合うように、3種類の異なる特徴を持つ緑茶の茶葉をブレンドし、さらに玉露焼酎も使用している。これにより、緑茶の味わいをしっかりと感じながらも、柔らかな口当たりと優しい余韻が楽しめる。無糖・無炭酸で、アルコール分は4%だ。
パッケージは、缶の中央に「ジャスミン焼酎の緑茶割り」であることを示す文言と、お茶の葉のモチーフを配し、中身の特長を分かりやすく表現している。
同社は、今回の限定発売を通じて、新たな顧客層へのアプローチを図り、市場のさらなる活性化を目指す方針だ。