京都の老舗茶舗、丸久小山園(株式会社丸久小山園)は、年末年始限定で「大福茶」を提供している。1月中旬まで販売されるこのお茶は、京都の風習にちなんだもので、元旦に飲むことで一年の健康を願うとされる。大福茶は、平安時代に疫病が流行した際、空也上人が梅干しと昆布を入れた薬茶を振る舞い、疫病を鎮めたという伝承に基づいている。
丸久小山園では、荒仕上煎茶、焙じ茶、抹茶などの4種類の大福茶を提供。価格は荒仕上煎茶100gで1,188円(税込)から、抹茶の金印は5,400円(税込)となっており、限定的に販売される抹茶は特に注目されている。