一般社団法人日本ラーメン協会は、「ラーメンの日」である7月11日に、全国のご当地ラーメン185種類を掲載した「日本ご当地ラーメン一覧2025」を公開したと発表した。今年は新たに「たけふ駅前中華そば」(福井県)と「広島牡蠣ラーメン」(広島県)の2種類が加わった。
「たけふ駅前中華そば」は、JR武生駅から自転車で11分以内という立地条件や透き通ったスープなど、地元の応援団体が独自の定義を設定しており、“越前三大グルメ”として自治体とともに地域活性化に取り組んでいるという。一方、「広島牡蠣ラーメン」は、広島県産牡蠣をスープに使用したラーメンで、あっさりから濃厚まで多種多様なタイプが存在し、県産牡蠣のトッピングも人気だ。
また、協会はご当地ラーメンの日本一を決める「日本ご当地ラーメン総選挙2025」を11月26日から30日まで新宿・歌舞伎町大久保公園特設会場で開催することも併せて発表した。現在、7月31日までWEB予選のエントリーを受け付けている。過去の大会では山形県「酒田ラーメン」と福島県「白河ラーメン」が優勝しており、今年の日本一にも注目が集まる。
さらに、ラーメンの知識を深めるための「日本ラーメン検定」においては、今年も3名の「ラーメンプロフェッサー」が誕生し、全国のラーメン啓蒙活動に貢献していくとしている。